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たこ焼きパーティーの箸休め決定版!簡単&絶品サイドメニュー戦略

たこ焼き5
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こんにちは!日本の美味しいものが大好きな私です。みんなでワイワイ鉄板を囲むたこ焼きパーティー、通称「タコパ」。最高に楽しいエンターテインメントですが、ソースとマヨネーズのこってりした味が続くと、どうしても途中で「口の中をさっぱりさせたい」「ちょっと違う食感が欲しい」と感じること、ありますよね。私自身、学生時代から現在に至るまで、数え切れないほどのタコパを主催したり、友人宅にお呼ばれしたりしてきましたが、パーティーの成功を左右するのは、実はメインのたこ焼きそのものよりも、脇を固める「サイドメニュー」の充実度にあると確信しています。

たこ焼きが焼けるまでの15分〜20分という意外と長い待ち時間をつなぎ、濃厚なソース味の合間に清涼感を与え、そして育ち盛りの子供やお酒を飲む大人のニーズまで満たす。そんな「名脇役」がいてこそ、たこ焼きの美味しさが際立つのです。逆に、サイドメニューがないと、開始30分で「味に飽きた」という空気が流れ始め、せっかくのパーティーがトーンダウンしてしまうことも。そうならないために、ホストは「味のメリハリ」と「提供のタイミング」を計算する必要があります。

そこで今回は、私が実際に試して「これは使える!」と唸ったメニューや、準備が楽でコストパフォーマンスにも優れたアイデアを徹底的に深掘りしてご紹介します。単なるレシピの羅列ではなく、パーティーの流れを計算した戦略的な献立提案です。これさえ読めば、あなたのタコパは「ただ食べるだけ」から「最後まで飽きさせない最高の宴」へと進化すること間違いなしですよ。

記事のポイント
  • 口の中の油っぽさを瞬時にリセットさせる、野菜を使った科学的にも理にかなった最強の箸休めレシピ
  • 「たこ焼きだけじゃ物足りない」という食べ盛りの子供や男性も大満足する、ボリューム満点の肉系サイドメニュー
  • たこ焼き器の空きスペースや第二ラウンドで盛り上がる、アヒージョなどの楽しい変わり種アレンジ術
  • ホストの負担を劇的に減らしつつ、昨今の物価高にも対応する賢い時短・節約テクニックと食材選び

野菜でさっぱり!たこ焼きパーティーの箸休め

たこ焼きは、小麦粉(炭水化物)と油(脂質)、そしてソースの塩分が支配的な料理です。美味しいけれど、どうしても栄養バランスが偏りがちですし、何より「味覚疲労」を起こしやすいのが難点です。人間は同じ味を食べ続けると、生理的にその味に対する快感が低下するようにできています。そこで重要になるのが、野菜を中心としたサイドメニューです。

野菜に含まれる水分や酵素、そしてシャキシャキとした食感は、口の中の油膜を洗い流し、咀嚼のリズムを変えることで脳に新しい刺激を与えてくれます。実際、厚生労働省も健康維持のために1日350g以上の野菜摂取を推奨していますが、タコパのようなイベント食の時こそ、意識的に野菜を取り入れることで、翌日の胃もたれを防ぎ、罪悪感なく食事を楽しむことができます。(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット『野菜1日350gで健康増進』

きゅうりでさっぱり箸休めレシピ

きゅうり

たこ焼きパーティーにおける箸休めの絶対王者、それがきゅうりです。水分の含有率が約95%といわれるきゅうりは、まさに「食べる水分補給」。熱々のたこ焼きで火照った口内をクールダウンさせる物理的な効果と、ポリポリとした小気味よい食感が、粉もん特有の重さを鮮やかにリセットしてくれます。私の経験上、きゅうりのメニューがある時とない時では、参加者が食べるたこ焼きの総量すら変わってくるほど、そのリフレッシュ効果は絶大です。

包丁いらず!「たたききゅうり」が最強な理由

私がタコパの準備で最もおすすめしたいのが、「たたききゅうり」です。なぜ綺麗に切るのではなく「たたき」なのか。それには明確な理由があります。まず、麺棒や瓶の底で叩いて割ることで、断面が複雑になり表面積が増えます。これにより、漬け込み時間がわずか5分〜10分程度でも、ドレッシングやタレが凹凸にしっかり絡み、味が中まで染み込みやすくなるのです。

さらに、包丁で均一に切るよりも、大小様々な塊ができるため、噛むたびに異なる食感が楽しめ、飽きが来ません。「準備に追われる中、きゅうりを叩く行為はちょっとしたストレス発散になる」というのも、ホストにとっては隠れたメリットかもしれません(笑)。まな板も汚れにくいので、片付けも楽ちんです。

絶対ハズさない味付けバリエーション

きゅうりという素材はキャンバスのようなもので、どんな味付けにも染まります。参加者の層に合わせて使い分けることで、満足度がさらに上がります。

メニュー名 材料・味付け おすすめターゲット
無限塩昆布きゅうり ごま油+塩昆布+いりごま。 ごま油の香りと昆布の旨味成分(グルタミン酸)の相乗効果で、お酒が止まらなくなる居酒屋風の一品。 全世代・お酒好き
梅しそ和え 叩いた梅干し+大葉+少量の麺つゆ。 梅のクエン酸が油を強力にカットし、唾液の分泌を促して消化を助けます。 女性・高齢者
ピリ辛中華風 醤油+酢+砂糖+ラー油+にんにく。 ガツンとしたニンニクの風味がビールと相性抜群。辛味がアクセントになります。 男性・ビール党
チーズコロコロ ベビーチーズと賽の目切りのきゅうりをマヨネーズで和える。 きゅうりの青臭さがチーズのコクで消えてマイルドになるため、野菜嫌いの子でも食べやすい魔法のサラダ。 子供・野菜嫌いな子

特にお子様がいる家庭では、表の最後にあるチーズコロコロサラダが大人気です。たこ焼きの具材として用意したコーンやツナ缶が少し余っていれば、それも一緒に混ぜてしまうのが賢い主婦の知恵。彩りも良くなりますし、「たこ焼きができるまで、これ食べて待っててね〜」と先に出せば、野菜不足への罪悪感も少し減り、親御さんも安心してパーティーを楽しめます。

彩り豊かなトマトサラダ

トマトのマリネ

たこ焼きパーティーのテーブルを見渡してみてください。たこ焼き、茶色いソース、お好み焼き、焼きそば…どうしても「茶色」の比率が高くなりがちですよね。人間は視覚で食欲を感じる生き物なので、茶色ばかりだと無意識に食欲が減退したり、飽きを感じやすくなったりします。そこで投入すべき救世主が、トマトの鮮やかな「赤」です。テーブルに一皿赤い料理があるだけで、食卓全体が華やぎ、写真映えも格段に良くなります。

酸味と旨味のダブル効果

トマトが優れているのは、見た目だけではありません。実はトマトには、昆布と同じ旨味成分である「グルタミン酸」が豊富に含まれています。たこ焼きにはカツオ出汁(イノシン酸)や小麦粉が使われていますが、このグルタミン酸とイノシン酸を掛け合わせることで、旨味は飛躍的に増大します。つまり、トマトはたこ焼きの味を引き立てる最高のパートナーなのです。さらに、トマト特有の酸味(クエン酸)が唾液の分泌を促し、胃酸の働きを助けてくれるため、脂っこい食事の消化をサポートする効果も期待できます。

切って和えるだけ!5分でできる絶品マリネ

トマトと玉ねぎのマリネ

私がいつも作る定番は、「トマトと新玉ねぎのさっぱりマリネ」です。レシピは驚くほど簡単ですが、見た目はデパ地下のお惣菜のように華やかになります。

【レシピ】トマトと玉ねぎのマリネ

  1. トマト(大1個またはミニトマト1パック)を食べやすい大きさに切ります。ミニトマトなら半分にカットするのが味が染みやすくておすすめ。
  2. 玉ねぎ(1/4個)をみじん切りにし、辛味が気になる場合は少し水にさらしてから、キッチンペーパーで水気をしっかり絞ります。
  3. ボウルにトマトと玉ねぎを入れ、「お酢:オリーブオイル:砂糖=2:1:0.5」の黄金比で混ぜ合わせます。
  4. 最後に塩こしょうで味を整え、乾燥パセリやバジルを振れば完成。

この玉ねぎのみじん切りが重要なポイントです。玉ねぎのシャキシャキ感と辛味成分(硫化アリル)が、甘酸っぱいトマトと絡み合い、濃厚なたこ焼きの合間に食べると口の中が最高にリフレッシュされます。食べる直前まで冷蔵庫でキンキンに冷やしておくと、熱々のたこ焼きとの「温度差」も楽しめて、より一層美味しく感じられますよ。

おしゃれ度アップのカプレーゼ風

もし少し予算に余裕があるなら、モッツァレラチーズとバジルを合わせたカプレーゼもおすすめです。たこ焼きの中にチーズを入れるアレンジは定番ですが、外のサラダでもチーズを使うことで、献立全体に統一感(ブリッジ効果)が生まれます。バジルソースを少しかけるだけで、一気にイタリアンバルのような雰囲気になり、ワインやハイボールを楽しむ「大人のタコパ」には最適です。

やみつき無限キャベツの作り方

キャベツ

「たこ焼きにもキャベツを入れるから、サイドメニューには被るんじゃない?」そう思う方もいるかもしれません。しかし、たこ焼きの中のキャベツは蒸されて柔らかくなっていますが、サイドメニューとしてのキャベツは「生」のシャキシャキ感を活かすことで、全く別の役割を果たします。食感が変われば、脳はそれを「別の食べ物」として認識するため、飽きが来ないのです。

また、機能面でもキャベツは優秀です。キャベツには、胃粘膜を保護するビタミンU(別名キャベジン)が含まれていると言われています。油っこい粉もんを食べ続けるタコパにおいて、キャベツはまさに胃腸の守護神。消化を助け、翌日の胃もたれを予防するためにも、積極的に取り入れたい食材です。

包丁も火も使わない!手ちぎり塩キャベツ

私が居酒屋メニューからヒントを得て、自宅タコパの定番にしたのが「やみつき塩だれキャベツ」です。最大のメリットは、包丁すら使わなくて良いこと。手でちぎることで断面が粗くなり、タレがよく絡む上に、口当たりも良くなります。

【究極のズボラ&絶品レシピ】

材料:キャベツ1/4個、ごま油大さじ1、鶏ガラスープの素小さじ1、おろしにんにく(チューブ)1cm、塩少々、ブラックペッパー

作り方:

  1. 清潔なポリ袋に、洗って手で一口大にちぎったキャベツを入れます。芯の部分は薄くちぎると食べやすいです。
  2. 調味料を全て袋の中に投入します。
  3. 袋に空気を入れて膨らませ、口をしっかり閉じた状態で、シャカシャカと振って混ぜ合わせます。
  4. 空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で10分ほど放置して味を馴染ませれば完成!

たこ焼き器を温めている間に作って冷蔵庫に入れておけば、乾杯と同時に出せる「スピード前菜」として機能します。ごま油の香ばしさとニンニクの風味が食欲をそそり、たこ焼きが焼けるまでの待ち時間、みんなの箸が止まらなくなります。洗い物も出ないので、後片付けも楽々です。

春キャベツの時期ならコールスローも

もし春キャベツの時期なら、その柔らかさを活かしてコールスローにするのも良いですね。ただし、マヨネーズたっぷりのコールスローだと、たこ焼きのマヨネーズと味が被ってしまい、口の中が油っぽくなってしまいます。ですので、私はあえてマヨネーズを控えめにし、「お酢とレモン汁」を多めに入れたさっぱりタイプを作ります。ここにコーンやハムを入れると子供たちが喜びますし、ブラックペッパーをガリガリと挽いて効かせれば、ビールに合う大人のおつまみにも変身します。

口直しに最適なあっさりスープ

たこ焼きパーティーのサイドメニューとして、意外と見落とされがちなのが「汁物」です。しかし、実はスープこそが最強の口直しアイテムになり得ます。「粉っぽい口の中を洗い流したい」「ソースの塩分をリセットしたい」という欲求に応えるには、固形物よりも液体が適しているからです。

コッテリを中和するのは「透明なスープ」

わかめスープ

スープなら何でも良いわけではありません。コーンポタージュやクリームシチューのような濃厚なものや、とろみの強いものは、たこ焼きの重さとバッティングしてしまい、かえって満腹感を加速させてしまいます。タコパに合わせるなら、圧倒的に「透明感のあるあっさりスープ」が正解です。

  • わかめスープ:焼肉屋さんで定番のように、脂っこい食事にはわかめの風味が合います。ごま油とネギを散らせば韓国風になり、たこ焼きとの相性も抜群。
  • 中華たまごスープ:鶏ガラスープベースに、ふんわり卵とニラを入れたもの。卵の優しい食感がホッとさせてくれます。
  • きのこのお吸い物:和風だしを効かせたお吸い物は、ソース味をリセットするのに最適。きのこの食物繊維も摂取できます。

紙コップ活用で洗い物を削減!

パーティー形式の場合、人数分のお椀を用意するのが大変だったり、テーブルが狭くなったりしますよね。そこで私が実践しているのが、「耐熱の紙コップ」で少量ずつ提供するスタイルです。これなら場所も取りませんし、食べ終わったら捨てるだけなので、後片付けの負担が劇的に減ります。

「たこ焼きが焼けるまで、とりあえず温かいスープ飲んでて〜」と言って配ると、ホストとしての気遣いも伝わり、場の空気が和みます。市販のフリーズドライやインスタントを活用すれば、お湯を注ぐだけで数種類の味を用意でき、ゲストに選んでもらう楽しさも演出できますよ。特に冬場のタコパでは、冷たいビールばかりで体が冷えがちなので、温かいスープは本当に喜ばれます。

節約にもなるもやしの副菜

大人数でのパーティーや、学生さんの集まりでは、予算コントロールも重要な課題です。特に最近はメイン食材であるタコの値段が高騰しており、たこ焼きそのものにお金がかかる分、サイドメニューは賢く節約したいところ。そこで登場するのが、家計の絶対的な味方「もやし」です。一袋数十円という圧倒的なコストパフォーマンスに加え、実はビタミンCや食物繊維を含んでおり、シャキシャキとした食感は箸休めにぴったりです。「安いから」という理由だけでなく、「美味しいから」選ぶ価値のある食材です。

レンジで完結!「もやしナムル」

もやしナムル

一番のおすすめは、やはりナムルです。お湯を沸かす手間すら惜しい時は、電子レンジが大活躍します。耐熱ボウルにもやしを入れ、ラップをして600Wで2〜3分加熱。水気をしっかり絞ったら、鶏ガラスープの素、ごま油、少しの醤油と塩、そしてたっぷりのすりごまを混ぜるだけ。所要時間は5分もかかりません。

ここに、細切りにしたハムや、カニカマ、きゅうりを混ぜれば、彩りも良くなり「節約料理」には見えない立派な一品になります。カレー粉を少し加えて「もやしのカレーナムル」にすると、子供たちが競うように食べてくれるので、味変のバリエーションとして覚えておくと便利です。

メイン級の存在感「豚もやしのレンジ蒸し」

豚もやし

「もやしだけだと寂しい」という場合は、豚バラ肉を少しプラスしましょう。耐熱皿にもやしを山盛りにし、その上に豚バラ薄切り肉を広げて乗せ、酒を振ってレンジでチン。これだけで、豚肉の旨味がもやし全体に染み渡ります。

これをポン酢やゴマだれで食べるのですが、たこ焼きのソース味とは全く違う酸味の効いた味わいなので、いくらでも食べられます。火を使わずにメイン級のおかずができるので、たこ焼きを焼くのに集中したいホストにとっては非常にありがたいメニューです。豚肉のビタミンB1は疲労回復効果もあるので、パーティーの疲れも吹き飛ばしてくれます。

注意点: もやし料理は時間が経つと水分が出て味が薄まりやすいです。食べる直前に和えるか、あらかじめレンジ加熱後のもやしの水気をこれでもかというほど絞っておくのが、美味しく食べる最大のコツです。

子供も喜ぶたこ焼きパーティーの箸休め

たこ焼きパーティーは、大人だけでなく子供たちにとっても一大イベント。しかし、子供は正直です。たこ焼きの味が続くと飽きてしまったり、「お腹すいたー」と別のものを要求してきたりします。また、たこ焼きだけでは栄養バランスが気になる親御さんも多いはず。ここでは、子供の心とお腹をガッチリ掴み、かつパーティーのテンションをさらに引き上げるための「ボリューム系」&「エンタメ系」サイドメニュー戦略をご紹介します。

満足感を出す肉系サイドメニュー

「たこ焼きはおやつ」という感覚を持つ人も多く、特に食べ盛りの子供や男性にとっては、たこ焼きだけでは「食事」としての満足感が不足しがちです。「粉もんばかりで力が出ない」なんて言わせないためには、やはり分かりやすいタンパク質、つまり「お肉料理」が必要です。

不動の人気No.1「鶏の唐揚げ」

唐揚げ

たこ焼きパーティーにおける最強の助っ人、それが唐揚げです。なぜなら、唐揚げには以下のメリットがあるからです。

  • 待ち時間の救世主:たこ焼きは一度に焼ける数が限られており、焼くのに15分程度かかります。大人数だと「待ち時間」が発生しがちですが、そこに唐揚げがあれば、空腹によるイライラを完全に防げます。
  • 屋台メシの統一感:たこ焼きと同じく「お祭り・屋台」のイメージが強いので、パーティーのテーマ性を損ないません。
  • 冷めても美味しい:パーティー中にずっと温かい状態を保つのは難しいですが、唐揚げなら冷めても味がしっかりしているので美味しく食べられます。

手作りも素敵ですが、準備が大変なら冷凍食品でも全く問題ありません。最近の冷凍唐揚げはレベルが高いですし、オーブントースターでカリッと温め直せば、揚げたてのような美味しさになります。「今日はタコパだから手抜きさせて!」と割り切るのも、ホストが疲れないための重要な戦略です。

さっぱり派には「冷しゃぶサラダ」

冷しゃぶサラダ

「揚げ物はちょっと重い…」という場合は、冷しゃぶサラダが最適です。茹でた豚肉をレタスや水菜の上にドカンと盛り付け、好みのドレッシングをかけるだけ。これなら野菜とお肉を同時に摂取できますし、お湯で茹でて脂が落ちているので、たこ焼きとのバランスも良好です。ごまドレッシングなら子供も喜びますし、大人はポン酢や柚子胡椒でさっぱりといただくことができます。

おにぎりなどご飯ものの献立

関西では「お好み焼き定食」が存在するように、粉もんとご飯の組み合わせは一般的ですが、それ以外の地域でもタコパには「ご飯もの」を用意することをお勧めします。特に小さなお子様や高齢者の方は、お米を食べないと「食事をした気にならない」という場合が多いからです。

片手で食べられる「スティックおにぎり」や「一口おにぎり」

 一口おにぎり

たこ焼きパーティーのテーブルは、ホットプレートや材料でごちゃごちゃしがちです。お茶碗と箸を使うチャーハンや丼ものは場所を取るため、片手でパクッと食べられるフィンガーフード形式のおにぎりがベストです。

ラップを使って細長く握った「スティックおにぎり」や、たこ焼きと同じくらいのサイズの「一口おにぎり」にすると、子供たちも食べやすく、見た目も可愛らしくなります。具材は梅、鮭、昆布などの定番で十分ですが、韓国海苔を巻いたりすると特別感が出ます。

たこ焼き材料を転用!「悪魔のおにぎり風」

賢い活用法としておすすめなのが、たこ焼き用に用意した「天かす」「青のり」「かつお節」を使った混ぜご飯おにぎりです。ボウルにご飯を入れ、これらの材料と麺つゆを混ぜ込んで握るだけ。いわゆる「悪魔のおにぎり」風の味付けになり、たこ焼きとの味の親和性も完璧です。食材ロスも防げて一石二鳥のメニューです。

鉄板で作るアヒージョなどの変り種

たこ焼き アヒージョ

たこ焼きパーティーの醍醐味は、みんなで一つの鉄板を囲むライブ感にあります。たこ焼き器は単なる「たこ焼きを焼く機械」ではありません。その穴の形状を活かせば、エンターテインメント性抜群のサイドメニュー調理器に早変わりします。特に盛り上がるのが、たこ焼きが終わった後の「第二ラウンド」、あるいは鉄板の半分を使って同時進行で作る「たこ焼き器アヒージョ」です。

【たこ焼き器アヒージョの楽しみ方】

  1. たこ焼き器の穴の半分くらいの高さまでオリーブオイルを注ぎます。
  2. おろしニンニク(チューブでOK)と塩、アンチョビペーストなどを加えます。
  3. 具材(むきエビ、ブロッコリー、マッシュルーム、ミニトマト、カマンベールチーズなど)を投入し、加熱します。
  4. オイルがグツグツして具材に火が通れば完成!

バゲット(フランスパン)を用意して、熱々のオイルに浸して食べれば、そこはもうおしゃれなスペインバル。ワインやハイボールとの相性も最高で、大人たちはここからが本番かもしれません(笑)。たこ焼きとは全く違う「洋」の味わいが、飽きかけた口内を新鮮な喜びで満たしてくれます。

子供も楽しい「ひと口ピザ」&「焼きシュウマイ」

子供向けには、餃子の皮やシュウマイの皮を使ったアレンジがおすすめです。これらのメニューの利点は、「座ったまま調理できる」ことです。ホスト役のママやパパがキッチンとリビングを往復することなく、みんなと一緒に座って会話を楽しみながら作れるのが最大の魅力です。

  • ひと口カップピザ:餃子の皮を穴に押し込んでカップ状にし、トマトソース、コーン、ウインナー、チーズを入れて焼きます。皮がパリパリになってスナック感覚で食べられます。
  • 包まない焼きシュウマイ:豚ひき肉のタネを穴に詰め、上から細切りにしたシュウマイの皮を乗せて蒸し焼きにします。底がカリッとして、普通のシュウマイより美味しいと評判です。

食後は冷たいデザートでリセット

熱々のたこ焼きをお腹いっぱい食べた後、最後に欲しくなるのは、温度のコントラストを楽しめる「冷たくてさっぱりしたデザート」です。口の中をクールダウンさせることで、食事の満足度がグッと高まり、「楽しかったね」という余韻を残してパーティーを締めくくることができます。

シュワシュワ爽快!「フルーツポンチ」

フルーツポンチ

私がタコパのデザートとして激推ししたいのが、フルーツポンチです。作り方は簡単。大きなボウルに好みのフルーツ缶(みかん、パイン、桃など)を汁ごと入れ、キウイやイチゴなどのフレッシュフルーツを加え、最後にサイダーを注ぐだけ。

炭酸のシュワシュワ感が、油っぽくなった口の中をこれ以上ないほど爽やかに洗い流してくれます。見た目もカラフルでキラキラしており、テーブルに置いた瞬間、子供たちの歓声が上がること間違いなしです。白玉団子やナタデココを入れれば、食感のアクセントにもなります。

ホットケーキミックスで「ベビーカステラ」

もし、たこ焼き器の余熱がまだ残っているなら、最後まで使い倒しましょう。ホットケーキミックス(HM)を使ったベビーカステラ作りです。生地を穴に流し込み、チョコレート、チーズ、マシュマロ、あんこなど、好きな具材を入れてコロコロ焼くだけ。

ロシアンルーレットのように、一つだけ「激辛」や「わさび入り」を作るのも、パーティーならではの遊び心として盛り上がります(ただし、やりすぎには注意してくださいね!)。焼き立ての甘い香りは、幸せな記憶としてみんなの心に残るはずです。

たこ焼きパーティーの箸休め総まとめ

たこ焼きパーティーを成功に導くカギは、主役であるたこ焼きを支える「名脇役たち」の存在にあります。濃厚なソース味一辺倒になるのを防ぎ、参加者の「ちょっと飽きたな」「さっぱりしたいな」という無意識のニーズを先回りして満たしてあげることが、ホストの腕の見せ所です。

今回ご紹介したポイントをおさらいしましょう。

  • 野菜でリセット:きゅうりの「たたき」やトマトのマリネなど、酸味と食感のある野菜メニューを用意し、口内の油分を中和させる。
  • 待ち時間の工夫:たこ焼きが焼けるまでの空白時間を、すぐに食べられる「やみつきキャベツ」や「唐揚げ」で埋める。
  • 汁物の重要性:わかめスープなど透明感のある汁物で、口の中を洗い流す。
  • ターゲット別の配慮:子供にはおにぎりやチーズ、大人にはアヒージョや薬味たっぷりの副菜を用意する。
  • エンタメ性の追求:たこ焼き器を使った変わり種メニューやデザートで、最後までワクワク感を持続させる。

これら全てを用意する必要はありません。参加するメンバーの顔ぶれを思い浮かべながら、「これなら喜んでくれそう」「これなら簡単に作れそう」というものを1つか2つ選ぶだけで十分です。気負わず、あなた自身も心から楽しめる献立作りをしてみてくださいね。美味しい箸休めがあれば、たこ焼きの美味しさも倍増し、きっと「またやりたい!」と言われる最高のパーティーになるはずです。

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ブロガー
日々の生活の中に「和の心」を取り入れるライフスタイルを発信中。 ハーモニーニッポンでは、日本の四季・食・文化の魅力を世界に伝える記事を執筆しています。 好きな食べ物は焼き鳥。
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