たこ焼きに合うおかず15選！献立に困らないレシピ

たこ焼きパーティーは楽しいものの、「たこ焼きに合うおかず」は一体何が良いか悩んでしまうことはありませんか。夕飯の献立としては少し物足りなく感じたり、子供は喜んでいても大人向けの気の利いたサイドメニューも欲しくなったりするものです。もちろん、献立に温かいスープが加わるだけで、食事全体の満足度は格段に上がります。この記事では、たこ焼きの日の食卓を豊かにし、主役のたこ焼きをさらに引き立てる人気のおかずや副菜、スープまで幅広くご紹介します。

たこ焼きに合うおかず【肉・野菜編】

子供が喜ぶボリューム肉おかず

たこ焼きの日の献立で、特に子供が喜ぶのは、やはり食べ応えのあるジューシーな肉おかずです。たこ焼きのソース味とは異なる、甘辛い味付けや香ばしい風味が食欲をさらにそそります。たこ焼きだけでは不足しがちなタンパク質を補い、食事としての満足感を高める役割も果たします。

定番は「鶏の唐揚げ」や「てりやきチキン」です。これらは事前に調理しておけるため、パーティー当日はたこ焼きを焼くことに集中できるメリットがあります。また、「豚ロースにんにく焼き」や「豚のしょうが焼き」のように、フライパンでさっと作れるメニューも、たこ焼きとの味のコントラストが生まれておすすめです。熱々のたこ焼きと、しっかりした味付けの肉料理の組み合わせは、子供たちのテンションが上がること間違いありません。

夕飯の献立にしたい魚料理

たこ焼きの濃厚なソース味には、さっぱりとした味付けの魚料理も非常によく合います。こってりとした味わいが続く中での良い箸休めとなり、食事全体の味にメリハリが生まれるためです。「たこ焼きがメインの夕飯」として食卓に出す場合、魚料理が加わることで栄養バランスが整い、献立としての完成度が高まります。

例えば、「生鮭のバターぽん酢焼き」は、バターのコクとポン酢の酸味のバランスが絶妙で、たこ焼きの合間に挟むのにぴったりです。鮭の旨味が、たこ焼きのダシの風味とも意外な相性の良さを見せます。また、さっぱりと食べられる「マグロのたたき」に、ねぎやしょうが、大葉などの薬味をたっぷり乗せて提供するのも、食卓が華やぐ良いアイデアと言えます。こちらは火を使わずに準備できる手軽さも魅力です。

さっぱり箸休めの野菜副菜

たこ焼きの合間には、口の中をリセットしてくれるさっぱりとした野菜の副菜が欠かせません。濃厚な味が続くのを一度リフレッシュし、飽きずに食べ進めるための重要な役割を果たします。特にたこ焼きは油を使って焼くため、こうした副菜が口内の油っぽさを中和してくれます。

火を使わずに和えるだけで完成するメニューは、準備の手間もかかりません。例えば、「きゅうりとトマトのガーリックサラダ」や「豆苗とツナのめんつゆ和え」などは、切って和えるだけで手軽に作れます。特に豆苗がない場合は、もやしや水菜で代用できる手軽さも魅力です。他にも、キャベツの塩昆布和えや、大根の梅肉和えなどもおすすめです。

彩り豊かなサラダ

たこ焼きをメインにすると、どうしても食卓全体が茶色っぽくなりがちです。そこで、彩り豊かなサラダを一品加えるだけで、食卓は格段に華やかになります。見た目の楽しさだけでなく、前述の通り、不足しがちな野菜もしっかりと補えます。

シャキシャキとした食感がアクセントになる「コールスローサラダ」は、酸味が効いていて口の中をさっぱりさせてくれます。また、意外な組み合わせとして人気なのが「ポテトサラダ」や「マカロニサラダ」です。たこ焼きのソースとマヨネーズ味が重なるため、味の親和性が高く、特に子供たちに人気の組み合わせとなっています。その他、ごまドレッシングで和えた「豆腐サラダ」や、ヘルシーな「海藻サラダ」なども、たこ焼きの味を邪魔しないためおすすめです。

もう一品欲しい時の揚げ物

「たこ焼きだけでは物足りない」「もっとガッツリ食べたい」という時には、揚げ物をプラスするのが最適です。一気にパーティー感が増し、特に食べ盛りの子供がいるご家庭では大変喜ばれます。たこ焼きの「ふわトロ」食感とは対照的な、「カリカリ」「サクサク」とした食感が加わることで、食事の満足度が飛躍的に向上します。

前述の通り、「鶏の唐揚げ」は鉄板の組み合わせですが、「フライドポテト」も子供から大人まで大人気のサイドメニューです。塩味がたこ焼きのソース味と好対照で、交互に食べる手が止まらなくなります。その他、「イカのから揚げ」や「チーズ揚げ」、「串カツ」なども、たこ焼きとの食感の違いを楽しめておすすめです。

簡単スピード野菜おかず

たこ焼きパーティーの最中は、たこ焼きを焼くのに手一杯になりがちです。ゲストを待たせている間に、キッチンにこもって複雑な料理を作るのは大変です。そのような時に重宝するのが、たこ焼きを焼きながらでも作れる、簡単なスピード野菜おかずです。

フライパンひとつで短時間で仕上がる「ズッキーニのポン酢ソテー」は、食材一つでできる手軽さが魅力です。また、電子レンジを活用する「しらすとおかかの無限ピーマン」や「もやしとほうれん草のナムル」なども、しらすやごま油の旨味が効いており、箸休めにぴったりな一品となります。火を使わないレシピは、コンロがたこ焼き器で塞がっていても作れるのが強みです。

たこ焼きに合うおかず【その他・シーン別】

サイドメニューで大人も満足

大人が集まる「タコパ（たこ焼きパーティー）」では、お酒に合うサイドメニューも用意したいところです。たこ焼きだけでは物足りなくなりがちな お酒の席も、気の利いた一品があるだけで満足度が大きく変わってきます。子供向けのメニューとは別に、少し味付けにアクセントのあるものを用意するのがポイントです。

例えば、「ちくわ生姜の豚バラ巻き」は、甘辛い味付けとショウガのアクセントが効いており、ビールやハイボールによく合います。前述の「マグロのたたき」や、さっぱりとした「スティック野菜（野菜スティック）」に味噌マヨディップを添えるのも、手軽に用意できる大人向けのメニューです。他にも、キムチやチャンジャ、たこわさなど、市販の珍味を小皿で出すだけでも、立派なおつまみになります。

相性抜群の温かいスープ

たこ焼きを食事として楽しむ場合、温かいスープはぜひ用意したい一品です。濃厚なソース味の口の中をリセットしてくれるだけでなく、体を内側から温めてくれます。特に冬場のたこ焼きパーティーでは、その存在価値が一層高まります。

味付けは、たこ焼きの味を邪魔しないあっさりしたものが基本です。中華風の「わかめスープ」や「たまごスープ」、「シャキシャキ！レタスと卵のあっさりスープ」は、火の通りやすい食材でさっと作れるため人気があります。また、鶏肉やもやし、小松菜などを入れた「具だくさんスープ」にすれば、ボリュームもアップし、栄養バランスも向上します。

お祭りの定番！粉もの

「粉もの×粉もの」という炭水化物の組み合わせも、お祭り気分を最大限に盛り上げる人気の献立です。一見、味が単調になりそうですが、ソース味同士の相性は抜群で、満足感も格段に上がります。何より、そのビジュアルが食卓を賑やかに彩ります。

代表的なのは、やはり「焼きそば」です。たこ焼きと焼きそばが並ぶと、まるでお祭りの屋台のような非日常感が生まれます。紅しょうがや青のりを共有できるのも便利な点です。同じく「お好み焼き」を合わせて、関西風の「粉ものオールスター」パーティーにするのも良いでしょう。

パーティーが盛り上がる一品

たこ焼きパーティーの主役である「たこ焼き器」を活用した、ユニークなアレンジメニューもパーティーを盛り上げます。たこ焼きの合間に違う味を楽しむことができ、準備や調理のプロセス自体もエンターテインメントになります。

例えば、たこ焼き器の穴を使って「アヒージョ」を作ったり、オリーブオイルで「マッシュルーム焼き」にするのもおしゃれです。また、ホットケーキミックスを流し入れて「ミニスライダー（小さなハンバーガー）」や「ベビーカステラ」といったデザートを作るのも、子供たちが喜ぶ人気のアイデアです。

たこ焼きに合うおかずの総まとめ

この記事では、たこ焼きに合うおかずについて、様々な角度からご紹介しました。最後に、たこ焼きの献立を考える上でのポイントをまとめます。

• たこ焼きの献立にはおかずやスープがあると満足度が上がる
• 子供には唐揚げやてりやきチキンなど肉おかずが人気
• 夕飯には生鮭のバターぽん酢焼きなど魚料理も合う
• 箸休めにはきゅうりやトマトのさっぱりした副菜が最適
• ポテトサラダやコールスローは食卓の彩りも豊かにする
• フライドポテトやイカの唐揚げでボリュームアップも可能
• たこ焼きを焼きながら作れる簡単な野菜ソテーも便利
• 大人向けのサイドメニューにはお酒に合う一品を用意する
• 温かいスープは口の中をリセットし体を温めてくれる
• お吸い物を用意して明石焼き風の味変を楽しむのもおすすめ
• 焼きそばやお好み焼きなど粉もの同士の組み合わせも定番
• パーティーではたこ焼き器を使ったアレンジ料理も盛り上がる
• 献立全体で味の濃淡や食感のバランスを意識する
• 野菜をしっかり摂れる副菜で栄養バランスを整える
• シーンやメンバーに合わせてたこ焼きに合うおかずを選ぶ

ハーモニーニッポン

ブロガー

日々の生活の中に「和の心」を取り入れるライフスタイルを発信中。 ハーモニーニッポンでは、日本の四季・食・文化の魅力を世界に伝える記事を執筆しています。 好きな食べ物は焼き鳥。