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たこ焼きの基本レシピ|小麦粉から作る外カリ中トロの作り方

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こんにちは、ニッポンハーモニーのヤスです。

たこ焼きを家で作ろうとしたら、専用のたこ焼き粉がない。そんなときでも、薄力粉と卵、だしがあれば大丈夫です。材料自体は身近なのに、実際に焼くと丸くならなかったり、表面がべたっとしたり。お店のような外カリ中トロにするには、生地の配合だけでなく、焼き始める前の準備も欠かせません。

今回は、約32個を作れる基本の材料から、生地の混ぜ方、返すタイミング、うまく焼けなかった場合の直し方まで順番に紹介します。薄力粉200gに対してだし600ml、卵3個をひとつの出発点にして、使っているたこ焼き器に合わせて調整していきましょう。

記事のポイント
  • 小麦粉から作るたこ焼きの基本材料と分量
  • 外カリ中トロを目指す生地の混ぜ方
  • 温度と油、返すタイミングの具体的なコツ
  • 失敗したときの対処法と材料の代用方法

たこ焼きの基本レシピと材料

まずは、買い物にそのまま使える材料一覧から。ここで紹介するのは4人で約32個を楽しむことを想定した家庭向けの配合です。個数はプレートの穴の大きさや注ぐ量によって前後するので、あくまで目安として見てください。

小麦粉から作る約32個分の材料

材料 分量の目安 役割
薄力粉 200g 生地の土台
卵 3個 生地をまとめ、風味を出す
冷たいだし 600ml だしのうま味と中の柔らかさ
ゆでだこ 約160g 中心に入れる具
青ねぎ 2本程度 香りと彩り
天かす 20〜30g コクと香ばしさ
紅しょうが 適量 味のアクセント
サラダ油 適量 くっつき防止と表面の焼き色
ソース・青のり・削り節 好みの量 仕上げの味付け

この材料は、薄力粉から作るメーカーの家庭向けレシピでも採用されている分量を参考にしたものです。牛乳を20ml加える作り方もありますが、今回は材料を増やさず、だし600mlで作る形にしました。牛乳を加える場合は、まずその分の水分をどうするか決めてから混ぜれば迷いません。

ねぎ、天かす、紅しょうがはあるとおいしいものの、全部そろわなくても焼けます。たこの存在感を出したいなら、約1〜1.5cm角を目安に切り、32個へほぼ均等に分けておくのがおすすめ。たこは加熱中に縮むため、小さく刻みすぎない方が食べたときに満足感が残ります。

基本配合の覚え方:薄力粉200g・卵3個・だし600ml。まずはこの量で一度焼き、次回から好みの食感に合わせて水分や油を微調整すると、比較しやすいですよ。

薄力粉とだしが味を決める

小麦粉 薄力粉

たこ焼きの小麦粉には、まず薄力粉を選べば問題ありません。薄力粉は一般的に強力粉よりたんぱく質が少なく、過度な弾力が出にくいため、柔らかい中身を目指す料理と相性がよい粉です。家に強力粉しかない場合も作れますが、もっちり感が目立ちやすく、同じ配合でも食感は変わります。

詳しい違いは、サイト内のたこ焼きに強力粉を使う場合の作り方でも紹介しています。今回のように初めて薄力粉から試すなら、粉の種類を混ぜず、まず基本だけで焼いてみるのが分かりやすいと思います。

水でも生地はできます。ただ、かつおや昆布などのだしを使うと、ソースを控えめにしても生地そのものを楽しめます。顆粒だしを使うなら製品の表示に合わせて溶かし、塩分があるものは追加の塩やしょうゆをいきなり入れすぎないこと。薄味から始めて、仕上げのソースで調節する方が失敗しにくいです。

道具と下ごしらえを済ませる

用意するのは、たこ焼き器、ボウル、泡立て器、お玉または注ぎ口付き容器、油引き、竹串や専用ピックです。紙コップのような不安定な器から一気に生地を注ぐと、熱いプレートの上でこぼれやすいので、扱いやすい容器を選びましょう。

たこを切り、ねぎと紅しょうがを刻み、天かすを取り分けてから加熱を始めます。焼き始めてから具を切っていると、手前の穴だけ先に固まって返す時機を逃しがち。準備を終えてからスイッチを入れるだけで、落ち着いて作業できます。

フッ素樹脂加工のプレートは金属製のピックで傷がつく場合があります。竹串や対応品を使い、機器の取扱説明書を優先してください。卓上で作る場合はコードの引っ掛かり、熱いプレートへの接触にも注意したいですね。

たこ焼き生地の作り方

外側のカリッとした皮と内側の柔らかさは、生地の水分量でかなり変わります。ここでは、ダマを怖がって混ぜすぎるよりも、粉がなじむ順番と注ぐ前のひと混ぜを意識します。

卵と冷たいだしを先に混ぜる

たこ焼き 生地

最初にボウルへ卵を割り入れ、白身のかたまりを切るように泡立て器で混ぜます。そこへ冷たいだしを少しずつ加え、色が均一になるまで混ぜてください。最初に卵液を作っておくと、粉を入れたあとに卵だけが偏ることを防ぎやすくなります。

だしが熱いままだと卵に部分的に熱が入り、なめらかな生地になりにくいので、冷ましてから使いましょう。冷蔵庫でしっかり冷やしておく必要まではありませんが、温かいだしを直接注がないのが無難です。

薄力粉を分けて入れ生地を整える

卵とだしが混ざったら、薄力粉200gを2〜3回に分けて加えます。粉を液面に落としたら、軽く沈めてから泡立て器を横に動かすイメージで混ぜると、周囲に粉が飛び散りにくくなります。大きなかたまりがなくなれば、ひとまず十分です。

小さなダマが少し残っても、無理に長時間かき混ぜなくて大丈夫。10分ほど置いてなじませる方法もあります。ただし、長く室温に放置するのは避け、すぐ焼かない場合は冷蔵庫で適切に管理してください。

焼く直前には必ず底から混ぜ直します。水分の多い生地では粉が下に沈みやすく、最初の一回分が薄く、最後だけどろっと濃くなることがあるからです。何回かに分けて焼くときも、一回ごとに軽く混ぜれば仕上がりの差を抑えられます。

生地の水分量は見た目で判断

今回の配合は、薄力粉200gに対してだし600ml。見た目はホットケーキの生地よりずっとさらさらで、お玉から細く流れ落ちるくらいです。「こんなに薄くて丸くなるの?」と感じるかもしれませんが、たこ焼きはプレートで外側を固め、周囲の半熟生地を中へ巻き込んで形を作る料理です。

生地を濃くすれば早く形にはなりやすいものの、食べたときに団子のような詰まった口当たりになる場合があります。一方で水分を増やしすぎると、家庭用の火力では表面が固まるまで時間がかかることも。配合と加熱の両方を見て判断することが、外カリ中トロへの近道です。

◆ヤスのワンポイントアドバイス

初回から「究極の黄金比」を探す必要はありません。粉200g・だし600mlを基準に、まずは数個焼いてみてください。中が硬ければ次の回で少し水分を増やし、返しにくければ予熱と待ち時間を見直す。これだけでも、自宅のたこ焼き器に合う配合へ近づきますよ。

外カリ中トロに焼く手順

生地ができたら、いよいよ焼く工程です。最初からずっと回し続けるのではなく、「熱する」「固まるのを待つ」「半熟部分を巻き込む」「仕上げる」という流れで進めると、初めてでも手順が追いやすくなります。

プレートを十分に予熱する

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温度調節できる電気式なら、約200〜220℃を一つの目安に予熱します。メーカーによって約200℃を推奨する例もあり、設定温度と実際のプレートの熱さは機種によって異なります。しっかり温まったか確かめるには、生地を少量落として「ジュッ」と音がするかを見ると分かりやすいです。

温まったら、穴の底だけでなく側面や穴と穴の間にも油を塗ります。たこ焼きはプレートの平らな部分に広がった生地もあとで丸め込むので、ここが乾いていると生地がこびりつく原因に。とくに最初の一回は油を丁寧に行き渡らせてください。

ただし、油を一度に大量に入れる必要はありません。跳ねやすくなり、火傷の危険もあるからです。最初は薄く、必要なら仕上げに少し足す。この順番の方が作業もしやすいかなと思います。

具材を入れて生地を広げる

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プレートが熱くなったら、生地を穴の8割程度まで注ぎ、たこを1切れずつ入れます。続けてねぎ、天かす、紅しょうがを散らし、穴から少しあふれるまで生地を足しましょう。具材を先に全部並べてからゆっくり注ぐ方法もありますが、最初は生地、たこ、薬味、追加の生地という順番が追いやすいです。

周囲へ広がった生地は失敗ではありません。むしろ、あとで中へ折り込むための材料になります。穴の中だけにぴったり収めようとすると、焼けたときに小ぶりで、丸くまとめるための生地が足りなくなることがあります。

90度ずつ返して丸く仕上げる

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生地を注いだら、まずは触りすぎずに待ちます。約1分半を一つの目安に、穴の縁の生地が固まり、竹串でそっと触れると外側が動く状態を確かめてください。時間はたこ焼き器や一度に入れた生地の量によって変わるため、時計よりも縁の様子を優先します。

穴と穴の間の生地を串で区切り、丸い穴へ寄せ集めます。そしていきなり180度裏返すのではなく、まず90度ほど起こして、まだ柔らかい生地を下へ流し込むイメージ。少し固まったら、さらに90度回して球形に近づけていきます。

こうした段階的な返し方は、日清製粉グループ「たこ焼」の作り方でも紹介されています。一度で真ん丸にならなくても大丈夫。側面に隙間があれば周囲の生地を折り込んだり、少しだけ生地を注ぎ足したりできます。慌てて何度も串を差し込むと皮が破れるので、外側が固まる時間を待つのがポイントです。

返す合図:周囲の生地が固まり、穴の縁を串でなぞるとたこ焼きが少し動く状態。最初は90度、次に残りの90度と段階的に返すと、柔らかな生地を中へ取り込みやすくなります。

仕上げの油と焼き時間を調整

全体が丸くなってきたら、あとは時々向きを変えて焼き色をそろえます。表面が乾いてきた段階で油を少量足し、ころころ回しながら焼くと、皮をさらに香ばしく仕上げやすくなります。これが外カリを目指すときのひと工夫です。

といっても、油を増やせば必ず成功するわけではありません。プレートの温度が足りないまま油だけ足しても、表面が重たくなりがちです。まず予熱、次に適度な油、最後に回し焼き。この順番を意識しましょう。

全体に焼き色が付き、中心まで加熱できたら完成です。中トロにしたいからといって加熱不足で終えるのは避けてください。レシピによる違いを知りたい場合は、たこ焼きをカリカリに仕上げる工夫も参考になります。

失敗したときの直し方

見た目や食感が想像と違っても、原因は一つとは限りません。水分量を変える前に、プレートの予熱、油の塗り方、返す早さを順に確認してみましょう。材料をいじらなくても改善する場面はあります。

生地が固いまたは水っぽい

焼き上がりが硬い場合、生地に対して水分が少ない、あるいは長く焼きすぎた可能性があります。最初の配合から大きく外れていないなら、次に焼く分は仕上げ時間を短くするなど、加熱側から調整するのも手です。それでも詰まった食感が続くなら、次回はだしを少し増やしてみてください。

反対に、生地が水っぽくていつまでも形にならないときは、粉が足りないと決めつけないでください。たこ焼きの生地はもともとかなり薄めです。プレートが十分に熱いか、流したあとに触るのが早すぎないかを確認した上で、必要なら次の回だけ粉や水分を少し調整しましょう。

くっつく・返すと崩れる

プレートに生地が張り付くときは、予熱不足か油の塗り残しを疑ってみてください。穴の底だけに油を塗り、側面が乾いたままというケースもあります。焦げ付きを無理にはがすと皮が破れるので、少し待ってから周囲を優しくなぞってみましょう。

きれいにはがれても途中で崩れる場合は、まだ外側の皮が固まっていないのかもしれません。特に最初の一回は気になって早く触りたくなりますが、数十秒待つだけで扱いやすくなることもあります。

丸くならず焼きムラが出る

丸くならない理由として多いのは、周囲の生地が少ないことと、一度に完全にひっくり返してしまうことです。最初に穴の外へ広げる生地を確保し、返すときは端の半熟部分を中心へ巻き込む。少しずつ形を完成させるつもりで作ると気持ちも楽になります。

片側だけ色が濃くなる場合は、プレートの温度むらかもしれません。電気式はヒーターの位置によって焼け方が変わることがあり、端の穴だけ仕上がりが遅いことも。ある程度丸くなったら、焼けたものとまだ白いものの位置を入れ替えてみてください。

中が生っぽい・硬くなる

外側は焦げたのに中が生っぽい場合、プレートの表面だけが先に色付き、中心まで十分に熱が届いていない可能性があります。火力を必要以上に上げるより、少し落として回しながら加熱し、中心まで火を通しましょう。

逆に中までぱさっと硬いなら、加熱しすぎか、生地の水分不足を見直します。外カリ中トロは、生地が生のままという意味ではなく、十分に加熱したうえで内側に柔らかな食感が残っている状態です。特に卵や小麦粉を使う以上、見た目のとろみだけで安全性を判断しないことが大切です。

注意:焼き時間や設定温度は機種によって変わります。数値は一般的な目安であり、「何分なら必ず安全」とは言い切れません。中心まで十分に加熱し、機器の取扱説明書も確認してください。

材料の代用と味の変え方

基本を一度作ったら、家にある調味料や粉で少し変化を付けるのも楽しみの一つです。ただし、初めての一回から複数の材料を変更すると、何が仕上がりを変えたのか分からなくなります。まずは一つずつ試すのがおすすめです。

片栗粉を入れるなら少量から

「薄力粉に片栗粉を入れた方がカリカリになる?」という疑問もよくあります。片栗粉はでん粉なので、薄力粉の一部と置き換えると皮の口当たりが変わることがあります。ただし、必ずカリッとするというわけではなく、水分や油、焼き方との組み合わせで結果は変わります。

試すなら、粉の合計を200gに保ちながら、薄力粉のうち10〜20g程度を片栗粉に置き換えるところから。これは配合変更を比較するための試し方で、唯一の正解ではありません。水分量はすぐに大きく変えず、まず基本と同じ600mlを基準に焼いて比べてみましょう。

家庭で外カリを目指すなら、片栗粉を買い足す前に予熱と油の使い方を見直す方が効果を確かめやすいと思います。薄力粉だけでも十分に香ばしい表面を作ることはできますよ。

白だしで手軽に味付け

かつおだしや昆布だしを取る時間がなければ、白だしを使う方法もあります。ここで大切なのは、白だしの原液600mlを使うのではないということ。商品ごとに濃さと塩分が大きく違うため、パッケージに書かれた希釈の目安に合わせ、水と白だしを合わせて合計約600mlにします。

白だしを使うときは、さらにしょうゆや塩を足す前に味を確かめましょう。生地の時点では薄く感じても、焼いて水分が減り、ソースもかけると味が濃くなりやすいもの。最初は控えめに作り、食べる段階で調節すると安心です。

だしを中心に味わいたい日は、ソースの代わりに塩をほんの少し付けたり、薄味のつけだしを添えたりするのも合います。たこ焼きをだしで食べる方法も参考にどうぞ。

牛乳・キャベツはなくてもいい

キャベツ 千切り

牛乳入りの公式レシピもありますが、たこ焼きの必須材料ではありません。牛乳を加えると風味が変わるため、少し試してみたいときだけ取り入れれば十分。水やだしだけで作る方法も、きちんとした基本レシピです。

キャベツも同じです。大阪でよく見られるだしの風味を楽しむたこ焼きは、キャベツを入れずに作るものも多くあります。一方で、細かく刻んだキャベツを少量加える家庭もあり、好みや地域によって違います。入れる場合は水気が生地へ出すぎないよう、焼く直前に加えると扱いやすいでしょう。

「入れるのが正解」「入れないのが正解」と決めるより、その日に目指す食感で選びたいですね。具材の考え方や切り方については、たこ焼きにキャベツを入れる場合のコツで詳しく紹介しています。

たこ以外の具材でも楽しめる

たこが苦手な人がいるときは、ちくわ、チーズ、ウインナーなどへ置き換えた、たこ焼き風のアレンジも楽しめます。具材は穴に収まる大きさに切り、最初は少なめに入れると返しやすいです。チーズは溶けてプレートへ付着しやすいので、とくに入れすぎには注意しましょう。

人数別の材料と家庭での段取り

家族2人で少しだけ食べたい日と、みんなで卓上のたこ焼き器を囲む日では、必要な材料も準備も変わります。基本の32個分を軸に、食べる人数に合わせる方法を確認しておきましょう。

2人分と大人数の分量を考える

人数の目安 個数の目安 薄力粉 卵 だし たこ
2人 約16個 100g 1個半 300ml 約80g
4人 約32個 200g 3個 600ml 約160g
6人 約48個 300g 4個半 900ml 約240g
8人 約64個 400g 6個 1200ml 約320g

表は基本配合を単純に増減した目安です。卵を半個分だけ使うときは、別の器に割りほぐしてから半量を計り取ります。分けるのが面倒なら、4人分を一度作って残りを適切に保存する方法もあります。食べる量には個人差があるので、具だくさんの献立なら個数を減らしてもよいでしょう。

人数が増えたときに忘れやすいのが油と時間です。生地の量を倍にしても、たこ焼き器の穴の数は変わりません。焼く回数が増えるぶん、途中でプレートが冷えたり、後半に生地が沈殿したりするため、一回ごとの予熱と混ぜ直しを意識してください。

パーティーでは生地を小分けに

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たこ焼きパーティーでは、すべての材料をテーブルに並べたくなります。でも、生地に卵を使い、たこも傷みやすい食材です。焼く分だけを取り分け、残りは冷蔵庫で保管し、長時間室温へ置きっぱなしにしないようにしましょう。

たこ焼きだけでは物足りない場合は、さっぱりした副菜を一品添えるのもよいですね。献立の組み合わせに迷ったら、たこ焼きに合うおかずのアイデアも参考になります。

食べる直前の温め直し

一度に焼いたものを大皿へ積み上げると、湯気で外側が柔らかくなりがちです。外カリの食感を楽しみたいなら、焼き上がったものから食べるのが一番。少し置く場合は、ソースやマヨネーズを後がけにすると、表面がふやけるのを抑えやすくなります。

冷めたたこ焼きは、まず中心まで十分に温め、そのあとトースターなどで表面を軽く焼く方法があります。温め直すときは焦げすぎや乾燥に注意してください。市販の冷凍たこ焼きなら、包装にある加熱方法や時間を優先しましょう。

なお、家庭で作ったたこ焼きはサイズも水分量もさまざまです。「電子レンジ何秒」と決め打ちせず、中まで温まったかを確かめながら進めてください。できたてと同じには戻らなくても、食べやすさはかなり変わります。

安心しておいしく食べるコツ

最後に、柔らかな中身を楽しむ料理だからこそ気にしておきたい衛生面を確認します。難しい決まりより、十分な加熱と手洗い、食べ残しを室温へ長時間置かないことが基本です。

中トロと生焼けを区別する

中がとろっとしたたこ焼きと、生の生地が残ったたこ焼きは同じではありません。卵や小麦粉を使う生地は、十分な加熱が必要です。表面だけが焦げて中心がまだ冷たいような場合は、そのまま食べずに加熱を続けましょう。

厚生労働省は家庭での食中毒予防として、加熱調理する食品は中心まで十分に火を通すよう呼びかけています。一般的な加熱の目安として中心75℃で1分以上が案内されていますが、これはすべてのたこ焼きの仕上がり時間を保証する数値ではありません。詳しくは厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」を確認してください。

表面に焼き色があっても内部が十分に加熱されていない場合があります。外カリを目指して火力だけ上げるのではなく、回しながら中心へ熱を通すことを大切にしたいですね。

余ったたこ焼きの保存

たこ焼き 保存

食べ残しは、清潔な容器に小分けし、長時間室温に置かずに冷まして冷蔵・冷凍で管理してください。保存しようとしているものを大皿の上にいつまでも置かず、食べる分と早めに分けるのが基本です。

家庭のたこ焼きについて「冷蔵なら必ず何日」「冷凍なら必ず何週間」と言い切れる共通の保存期限はありません。調理時の衛生状態や具材、冷却の仕方、保存温度によって変わります。異臭や見た目の異常があるもの、時間が経ちすぎたものは口にしないでください。

再加熱する場合も中心までしっかり温めましょう。特に子どもや高齢の方、体調がすぐれない方へ出すときは、柔らかさだけを優先しないようにしてください。不安がある場合は、食品衛生の公的案内や専門家の助言を確認するのが確実です。

アレルギー表示を確認する

基本のたこ焼きには小麦と卵が入ります。さらに、天かすやソース、だしの素、マヨネーズには、製品によって乳成分、大豆、魚介由来の成分などが含まれる場合があります。「自宅で薄力粉から作ったから安心」と考えず、使う加工品の原材料表示も一つずつ確認してください。

小麦粉を米粉へ変えるレシピもありますが、米粉という名前だけで小麦アレルギーのある人が必ず食べられるわけではありません。原材料以外に、製造工程での混入についても確認が必要です。医療上の除去が必要なら、自己判断で置き換えるより医師などの専門家へ相談してください。

たこ焼きのよくある質問

ここまでの作り方を踏まえて、薄力粉の分量や人気レシピ、食感についてよく出る疑問にまとめて答えます。迷ったら、まず基本の配合に戻って一つずつ確かめてみてください。

たこ焼きの作り方に関するFAQ

Q1. 薄力粉100gなら水はどれくらい必要ですか?

A. この記事の基本配合を半量にするなら、薄力粉100gに対してだし約300mlが目安です。卵は1個半分に相当するため、溶き卵を半量に分けて使うと比率を保てます。機器や好みで水分量は調整してください。

Q2. たこ焼き粉がなくても薄力粉で作れますか?

A. はい、作れます。薄力粉、卵、だしを合わせれば基本の生地になります。市販のたこ焼き粉にはだしや調味料などが含まれる製品があるため、薄力粉から作るときはだしで風味を付けると食べやすいですよ。

Q3. 人気1位のたこ焼きレシピはどれですか?

A. 人気の順位は掲載サイトや集計期間によって変わるため、すべての家庭に共通する「1位」は決められません。迷ったら、薄力粉200g、卵3個、だし600mlを基準に、予熱と油、返すタイミングを合わせる作り方から始めるのがおすすめです。

Q4. 中をとろとろにするには生焼けでもいいですか?

A. いいえ。とろっとした食感と加熱不足は別です。十分に予熱したプレートで表面を固め、返しながら中心までしっかり火を通してください。柔らかさは生地の水分量と焼き方で調整し、生の状態では食べないようにしましょう。

Q5. たこ焼きを返すのは何分後が正解ですか?

A. 約1分半は一つの目安ですが、たこ焼き器によって変わります。縁が固まり、竹串でそっと触れると動く状態になったら、まず90度ほど起こして半熟の生地を巻き込みます。時間より生地の様子を優先してください。

まとめ

市販の専用粉がなくても、薄力粉・卵・だしで家庭のたこ焼きは十分楽しめます。外カリ中トロへ近づくために大切なのは、一つの配合にこだわりすぎず、プレートの熱と油、返すタイミングまで合わせることです。

基本の配合と焼き方を覚えよう

  • 材料:薄力粉200g・卵3個・だし600mlで約32個が目安
  • 生地:粉を少しずつ混ぜ、焼く直前に底から混ぜ直す
  • 予熱:約200〜220℃を参考に、油を側面まで塗る
  • 返し方:縁が固まってから90度ずつ回して丸める
  • 仕上げ:必要なら少量の油を足し、中心まで十分に加熱する

最初の一回で完璧な球にしようとしなくても大丈夫です。ひとつ焼くごとに、熱さ、返しやすさ、生地の柔らかさが見えてきます。次に家でたこ焼きを囲むときは、まず基本の配合から。香ばしい皮とだしの利いた中身を、あなたのたこ焼き器で楽しんでください。

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ブロガー
日々の生活の中に「和の心」を取り入れるライフスタイルを発信中。 ニッポンハーモニーでは、日本の四季・食・文化の魅力を世界に伝える記事を執筆しています。 好きな食べ物は焼き鳥。
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