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浴衣の着付け料金、相場はいくら?持ち込み・レンタル比較

浴衣の着付け料金、相場はいくら?持ち込み・レンタル比較
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こんにちは、ハーモニーニッポンのライター、アヤです。夏のイベントといえば浴衣ですよね!私、着物や浴衣の文化が大好きで、自分でも少しずつ学んでいるところです。

浴衣って、着物と違って少しカジュアルに着られるのが魅力かなと思います。とはいえ、せっかくの機会ならプロの方にキレイに着付けてもらいたいものですよね。自分できるのとは、仕上がりの美しさや「着崩れにくさ」が格段に違いますから。

でも、いざ「浴衣の着付け料金」と調べてみると、お店によって価格がまちまちで、「結局、私の場合はいくらかかるの?」と迷ってしまった経験、ありませんか?

持ち込みの場合の相場は?美容院と着付けサロンではどっちがいいんだろう?ヘアセット込みにすると総額は?いっそレンタルの方が安い?など、気になるポイントはたくさんあるかなと思います。特に、当日の持ち物や所要時間も、スケジュールを立てる上で欠かせない情報ですよね。

この記事では、そんな浴衣の着付け料金に関する疑問をスッキリ解決できるよう、WEB業界で働く私(マークアップエンジニアです!)の視点も活かしつつ、情報をしっかり整理してみました。ぜひ、あなたのプラン選びの参考にしてみてくださいね。

  • 浴衣着付けのサービスタイプ別(持ち込み・レンタル等)の料金相場
  • ヘアセットやオプション料金で総額がどう変わるか
  • 持ち込み着付けで失敗しないための完全持ち物リスト
  • 料金を賢く安く抑えるための具体的な方法

浴衣の着付け料金【相場ガイド】

まずは、一番気になる「料金の相場」について、パターン別に詳しく見ていきましょう。ひとことで「浴衣 着付け 料金」と言っても、「持ち込み」か「レンタル」か、そして「ヘアセット」の有無で、総額は大きく変わってきます。ご自身のプランに近いのはどれか、チェックしてみてくださいね。

持ち込みの場合の料金相場

持ち込みの場合の料金相場

ご自身の浴衣や帯、小物一式を美容院や着付けサロンに持参する「持ち込み」プラン。これは最もスタンダードな方法かなと思います。

この場合、「着付けのみ」の料金相場は、大体 2,750円~5,000円くらいが目安になるようです。もちろん、これは全国的な平均の話で、地域やお店のランクによって幅はあります。

例えば、東京都心の有名サロンやホテル内の美容室などでは5,000円を超えることもありますし、逆に地方都市や地域密着型のサロンでは3,000円前後で提供しているお店も多い印象ですね。3,000円台をボリュームゾーンとして提供しているお店が多いかなと思います。

「ヘアセットは自分でできる」「着付けだけお願いしたい」という方には、このプランが一番シンプルでコストも抑えられるかもしれません。

美容院とサロンの料金比較

「美容院」と「着付けサロン(またはレンタル店)」、どちらに頼むか迷う点ですよね。それぞれに強みがあるので、私なりの視点でメリットをまとめてみました。

美容院で着付けるメリット

一番の強みは、やはりヘアセットのクオリティと利便性かなと思います。普段からヘアアレンジを専門にしているので、浴衣に合わせたトレンドのヘアスタイルも得意な場合が多いです。写真を見せて「こんな感じで」とお願いしやすいのも魅力ですね。

また、お店によってはネイルやメイクも一緒にトータルでお願いできる場合も。着付けとヘアセットを同じ場所で一気に仕上げたい人、ヘアスタイルにもこだわりたい人にはぴったりですね。

着付けサロン・レンタル店のメリット

こちらは、着付けのプロや専門スタッフさんが対応してくれる安心感があります。日頃から多くの着物や浴衣を扱っているため、手際が良いのはもちろん、「着崩れしにくい」ノウハウを豊富に持っていることが多いです。

特にレンタル店の場合、観光地(浅草や京都など)では「持ち込みプラン」も用意していることがあり、美容院の最安値クラス(3,000円前後)と同等か、それ以下で受け付けてくれるケースもあるようです。

「持ち込み」を希望する場合でも、美容院だけでなく、近隣のレンタル店が「持ち込みプラン」を提供していないか調べてみると、選択肢が広がって面白いかもしれません。

どちらを選ぶかの決め手は?

私個人の意見としては…

  • ヘアスタイルに一番こだわりたい、トータルビューティーを求めるなら → 美容院
  • 着崩れのしにくさや着付けの専門性を重視する、または価格を抑えたいなら → 着付けサロン・レンタル店(の持ち込みプラン)

こんな感じで切り分けて考えてみるのが良いかなと思います!

ヘアセット込みの料金はいくら?

ヘアセット込みの料金はいくら?

夏のイベント参加で、おそらく一番需要が高いのがこの「持ち込み着付け+ヘアセット」のプランじゃないかなと思います。私もいつもこのプランです(笑)。

全国的な相場としては、大体 5,000円~8,000円程度が目安です。感覚としては、「着付けのみ」の料金にプラス2,000円~3,000円でヘアセットが付いてくるイメージですね。

ただし、この「ヘアセット」がクセモノで…。「ヘアセット込み」と書かれていても、その内容には大きな幅があるんです。

「ヘアセット込み」の落とし穴に注意

予約してから「思ってたのと違った!」とならないために、以下の点は必ずチェックしましょう。

  • 簡易セットかフルアレンジか
    例えば、3,000円台の格安プランに含まれるのは「10分程度の簡易ヘアセット(巻くだけ、まとめるだけ等)」だったりします。逆に、凝った編み込みや日本髪風のアレンジは「対象外」や「追加料金」となることも。
  • オプション料金の有無
    浴衣の帯結びも同様ですが、Instagramで見るような華やかな「変わり結び」や、特別なヘアアクセサリー(髪飾り)の使用を希望すると、「アレンジ料」として追加料金(例:+1,000円~2,200円~)が発生することもあります。
  • 髪飾りの持ち込み・販売
    髪飾りは料金に含まれているのか、自分で持ち込むのか、お店で購入できるのかも確認しておくとスムーズです。

予約する際は、料金だけを見ず、「どのレベルのヘアセットが料金に含まれているのか」「自分の希望するスタイルは追加料金なしで可能か」を事前に確認しておくのが本当に安心ですね。

レンタルプランの料金相場

「浴衣は持っていない」「クリーニングとか面倒…」「手ぶらで楽しみたい」という方には、レンタルプランが便利です。

この場合、料金相場は 4,000円~9,000円くらいで、多くの場合「浴衣一式レンタル+着付け+ヘアセット」がすべて含まれています。

浴衣本体はもちろん、帯、下駄、巾着、着付け小物まで全て揃っているので、文字通り「手ぶら」でOKなのが最大のメリットですね。特に浅草や京都、大阪などの観光地ではこのスタイルが主流かもしれません。

価格帯によるプランの違い

4,000円と9,000円では何が違うの?と思いますよね。一般的には、以下のような違いがあることが多いです。

  • 4,000円~6,000円(スタンダードプラン)
    選べる浴衣の種類がベーシックなデザインや定番柄が中心。ヘアセットも簡易的なものが含まれていることが多いです。
  • 7,000円~9,000円(アップグレードプラン)
    レース浴衣や新作デザイン、ブランド浴衣など、選べる浴衣のランクが上がります。ヘアセットも凝ったアレンジが選べたり、可愛い髪飾りがプランに含まれていたりします。

「とにかく浴衣体験がしたい」ならスタンダードプラン、「せっかくだからデザインにこだわりたい」ならアップグレードプラン、といった選び方が良さそうですね。

安く抑える方法とクーポン活用

安く抑える方法とクーポン活用

やっぱり、費用は賢く抑えたいですよね。料金を安くする現実的な方法を3つピックアップして、もう少し深掘りしてみました。

  1. 割引プラン・クーポンを活用する
    まずは定番ですが、これが一番手軽かもしれません。ホットペッパービューティーなどの予約サイトでは、時期によって「浴衣着付けクーポン」が発行されていることがあります。また、お店が独自に「学割」や「カップル割」といった特定の割引プランを提供していることも。特に観光地のレンタル店ではよく見かけますね。
  2. ヘアセットを自分で行う
    先ほども触れましたが、ヘアセット代(約2,000円~3,000円)は総額に大きく影響します。もしご自身でヘアアレンジが得意なら、「着付けのみ(3,000円前後)」のプランを利用するのが、総額を抑える一番確実な方法かなと思います。YouTubeなどで「浴衣 ヘアアレンジ 簡単」と検索すれば、素敵なセルフアレンジ動画もたくさん見つかりますよ。
  3. 「持ち込み」と「レンタル」の総額を比較する
    これは重要な視点です。一見、安く見える「持ち込み」プラン(例:2,750円)ですが、これは当然ながら「浴衣と小物一式を持っている」ことが前提です。
    もし何も持っていない状態から浴衣一式(浴衣、帯、下駄、小物…)を揃えるとなると、安くても1万円以上はかかります。「自分の浴衣」にこだわりがなければ、安価な「レンタル」プラン(例:ヘアセット込 3,300円~)を選ぶ方が、結果的に総額が安くなる可能性も十分にありますよ。

浴衣の着付け料金【準備と知識】

料金の相場がわかったところで、次は「持ち込み」プランを利用する際の準備や、知っておくと役立つ知識について解説します。特に持ち物リストは、「これさえあれば大丈夫!」と自信を持てるように、私自身がマークアップエンジニアとして培った「抜け漏れ防止」の視点で(笑)、しっかり作ってみました。準備万端で当日を迎えましょう!

必要な持ち物リスト完全版

必要な持ち物リスト完全版

「持ち込み」プランで一番不安なのが、「何を持っていけばいいの?」という点ですよね。忘れ物があると、お店で追加購入(小物レンタル代として1,000円~)になったり、最悪の場合は着付けを断られたりする可能性も…!

そうならないよう、チェックリスト形式でまとめました。これらは単なる持ち物ではなく、プロが「美しく、かつ着崩れしないように」仕上げるための重要な「道具」たちです。

浴衣(持ち込み) 持ち物完全チェックリスト
重要度 アイテム名 備考・解説
必須 浴衣 しつけ糸やタグは、必ず事前に外しておきましょう! 当日お店で外すのは意外と時間がかかります。
必須 帯(半幅帯 または 兵児帯) 浴衣に合わせた帯を。シワになっていないか事前にチェック!
必須 肌着(肌襦袢・裾よけ) 浴衣用のワンピース式下着(スリップ)でもOKです。汗を吸って浴衣を守るためにも必須。
必須 腰紐(こしひも) 3~4本はあると安心です。着付けの土台となる一番重要な紐です。少なくてもNG。
必須 伊達締め(だてじき) 1本。衿元やおはしょりを押さえます。マジックベルトタイプでも可。
必須 帯板(おびいた / 前板) 1枚。帯の前面にシワが寄るのを防ぎ、パリッとした仕上がりに。夏はメッシュ素材が涼しくておすすめ。
必須 補正用タオル 2~3枚。最重要アイテムです! 体の凹凸を補正し、寸胴体型に近づけることで着崩れを劇的に防ぎます。普通の薄手フェイスタオルでOK。
必須 下駄 忘れがちなので注意! 鼻緒が痛くないか事前に確認しておくと尚良し。
必須 バッグ(巾着・かごバッグ) 浴衣に合わせたものを。着てきた服を入れるエコバッグ等もあれば便利。
推奨 衿芯(えりしん) 1本。浴衣の衿に通すと、衿元がシャキッと美しくなります。仕上がりが格段に変わりますよ。
推奨 コーリンベルト 1本。衿元の着崩れ防止にとても役立つゴム製ベルトです。あると着付け師さんが助かります。
任意 三重紐 / 四重紐 「変わり結び」を希望する場合に必要です。希望するなら持参しましょう。
任意 髪飾り・飾り紐 ヘアセットや帯のアクセントに使いたい場合に。

プロからのアドバイス:浴衣の「下着」について

リストには「肌着」と書きましたが、当日、その下に着る「下着(ブラジャーなど)」にも少し注意が必要です。

浴衣は本来、寸胴(ずんどう)に着るのが美しいとされているので、ワイヤー入りのブラジャーだと胸元が圧迫されたり、補正の邪魔になったりすることがあるそうです。せっかくの浴衣姿が苦しいのは嫌ですよね。

できればワイヤーのないブラジャーや、カップ付きのキャミソールを選ぶのがおすすめ。和装用のブラもありますが、まずは楽なもので大丈夫です。また、白地や淡い色の浴衣の場合は、下着が透けないよう、ベージュなど色の薄いインナーを選ぶと安心ですね。

男性の着付け料金について

カップルで浴衣デート、素敵ですよね。男性の浴衣着付け料金は、大体 3,000円~7,000円が相場のようです。

女性の料金と比べると幅があるように見えますが、これは女性プランの多くに「ヘアセット」が含まれているからの場合も。男性の「着付けのみ」であれば、3,000円~4,000円程度がボリュームゾーンかもしれません。

興味深いのは、レンタル店の場合、男性用の「持ち込み」プラン(例:6,930円)が、「レンタル」プラン(例:3,300円~)より高額になるという逆転現象が見られること。

これは、お店側が「レンタル」に誘導するために、戦略的に価格設定している可能性がありそうですね。男性が「着付けのみ」を依頼する場合は、お店の業態にこだわらず、一番お得なプランを探すのが賢明かもしれません。観光地などではお得な「カップルプラン」が用意されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。

子供の着付け料金とヘア

子供の着付け料金とヘア

お子様の浴衣姿も可愛いですよね。夏祭りや花火大会に、家族みんなで浴衣というのも憧れます。

サロンのプランを見ると、「お子様 浴衣着付+ヘアセット」で4,000円~5,000円といった設定が確認できました。

大人の「着付けのみ」プラン(3,000円前後)と比べても、極端に安いわけではないな、という印象です。これは、お子様の場合はじっとしれいるのが難しかったり、急に動いてしまったりと、着付けに特有の難しさがあるためです。さらにヘアセットも含まれるため、大人と同等か、それ以上の手間がかかることが料金に反映されているのかもしれませんね。

とはいえ、プロの手で素早く可愛く仕上げてもらえるのは、パパママにとっても大きなメリットかなと思います。

出張着付けの料金と交通費

自宅や宿泊先のホテルなどに着付け師さんが来てくれる「出張着付け」。これはとても便利なサービスですよね。

出張着付けのメリット

  • 小さなお子様がいて外出が難しい場合に助かる
  • 早朝や深夜など、サロンの営業時間外でも対応してもらえることがある
  • 店舗への往復時間が不要で、プライベートな空間で準備できる
  • 着てきた服や荷物を持ち歩かなくて良い

料金相場は、「着付けのみ」の基本料金で3,000円~4,000円と、サロンと大差ないように見えます。

ただし、一番の注意点は「諸経費」です。

出張着付けの総額計算に注意!

出張着付けの総額は、「(基本着付け料 + オプション料) + 出張料・交通費 + 消費税」で計算されます。基本料金だけを見て「安い!」と判断しないよう注意が必要です。

  • 交通費・出張料
    必ず「交通費(実費または指定の出張料)」が別途加算されます。着付け師さんのご自宅からの距離によって変動することが多いです。
  • 早朝・深夜料金
    これも出張ならではのメリットですが、当然ながら追加料金(例:+2,000円~3,000円)が発生します。

ご家族や友人と複数人で一緒に依頼して、出張料を分担すると一人あたりのコストを抑えられる場合もあるようです。利用シーンに合わせて賢く使いたいですね。

当日の所要時間はどれくらい?

当日の所要時間はどれくらい?

当日のスケジュールを立てるためにも、所要時間は気になりますよね。花火大会などは場所取りもありますし、時間は正確に把握しておきたいものです。

一般的な目安としてはこんな感じです。

  • サロンでの着付けのみ: 約10分~30分
  • サロンでの着付け+ヘアセット: 約45分~70分

プロが対応してくれるので、とにかく速くて美しいのがサロン利用の価値ですね。自分で着ると30分~1時間かかってしまうこともありますし、何より「着崩れしにくい」ように仕上げてくれるのが本当に助かります。

当日は「受付 → (ヘアセットがある場合)ヘアセット → 着付け → お会計」という流れが一般的です。時間に余裕を持ってお店に向かいましょう。

予約の時期と当日の服装【最重要】

準備万端でも、予約が取れなければ意味がありません!

予約の時期:
花火大会の当日や、土日祝のイベント時期は、予約が本当に殺到します。人気のサロンは1ヶ月以上前から埋まることも。行きたいイベントの日程が確定したら、できるだけ早く(1ヶ月前〜数週間前)に予約するのが鉄則です。

当日の服装:
当日は「前開き(ボタン)の服」で来店してくださいね。これは本当に重要です!ヘアセットを先にしてもらった場合、Tシャツなどを着ていると、脱ぐときにせっかくのヘアが崩れてしまいます…!カーディガンやシャツなど、羽織るタイプのものも便利です。

そして、持ち込む浴衣の「しつけ糸」や「タグ」は、必ず事前に外しておきましょう。当日サロンで外すのは、意外と時間を取られてしまうものですよ。

納得の浴衣の着付け料金で夏を楽しもう

ここまで、浴衣の着付け料金について、相場やパターン別の特徴、持ち物などを詳しく見てきました。結構盛りだくさんでしたね!

「浴衣の着付け料金」と一口に言っても、「持ち込み」か「レンタル」か、そして「ヘアセット」をどうするか、この2つの大きな要素で総額が大きく変わることがお分かりいただけたかなと思います。

大切なのは、表示されている「最低価格」に惑わされず、「自分がイベントに行くために必要なサービスは何か」を明確にし、オプション料金(ヘアアレンジ、変わり結び等)や諸経費(早朝料金、交通費等)まで含めた「総額」で比較検討することですね。

この記事で紹介した相場や持ち物リストは、あくまで一般的な目安です。料金やサービス内容、必要な小物の定義はお店によって本当に様々ですので、予約の際は必ず詳細を確認してくださいね。「タオルは何枚必要ですか?」「このヘアアレンジは追加料金かかりますか?」など、具体的に聞くのが一番確実です。

ご自身のプランに合った賢い選択をして、納得の浴衣の着付け料金で、素敵な夏の思い出を作っていただけたら嬉しいです!

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ブロガー
日々の生活の中に「和の心」を取り入れるライフスタイルを発信中。 ハーモニーニッポンでは、日本の四季・食・文化の魅力を世界に伝える記事を執筆しています。 好きな食べ物は焼き鳥。
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